子供の野菜嫌いは、
食事を作る側として頭の痛い問題です。
だからと言って、子供の言うがままに
食べさせないでおくというのも気になるところ。
小学校では、給食という
また頭の痛い問題が押し寄せてきます。
学校によっては、嫌いなものも残さず食べるように指導されます。
この指導がいきすぎると、
子供の学校に行くのが嫌になってしまいます。
子供の野菜嫌いを考えてみると、
その野菜に関わる嫌な経験があったり、
単なる食べず嫌いということもあります。
子供の関係を壊さない程度に、
野菜嫌い対策を行うのはありですね。
そんな対策に役に立つ
野菜料理の工夫についてのコツを紹介します。
この記事は後編となっています。
前編の記事はこちら
↓ ↓ ↓ ↓
子供の野菜嫌いを工夫で乗り切る!人参,キャベツ,ピーマン対策
野菜を食べてみたら美味しいかも
と言ってくれるとうれしいですね。
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子供が嫌いな野菜-キャベツ対策
キャベツは、生で食べるのと、火を通すのとでは、味が全く違います。
キャベツ嫌いの子供が、どちらの状態のキャベツが嫌いなのかを観察します。
キャベツを生で食べるのが嫌いなら、無理に食べさせずに火を通した料理を作ります。
火を通したキャベツの料理が嫌いなら、キャベツのサラダを用意してあげればいいですね。
どちらのキャベツも嫌いなら、美味しくて人気のキャベツに変えてみましょう。
料理の調理方法を工夫するなら、お好み焼きをおすすめします。
お好み焼きのキャベツは、たねとからみあうことで合うことにより、
キャベツの栄養が損なわれにくいといわれています。
また、お好み焼きにはソースやマヨネーズをかけます。
そのため、子供の嫌いなキャベツ独特の味は、それほど気になりません。
お好み焼きは、お祭りの屋台でも売られるぐらい人気の料理です。
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子供の野菜嫌いの代表格-ピーマンの対策
ピーマンが嫌いだという子供は本当に多いです。
ピーマンは嫌いでも食べる必要がある野菜なのでしょうか。
ピーマンには豊富なビタミン c が含まれており、
風邪などを予防する免疫機能をよくするはたらきがあります。
ビタミンCは、水に溶けやすい栄養として有名です。
ピーマンに含まれるビタミンCは、ビタミンPの働きにより、加熱をしても損なわれにくいです。
しかし、ピーマンが素晴らしい素材でも、食べないと意味はありません。
子供は、どうしてピーマンが嫌いなのでしょう。
ピーマンには「クエルシトリン」という苦味の原因の成分と、
ピラジンという青臭い香りの原因の成分があります。
これらの苦味と香りが苦手で、ピーマン嫌いの子供がたくさんいるのではないでしょうか。
「こどもピーマン」という新種のピーマンがあります。
このピーマンは、普通のピーマンと比べて苦味や匂いが少ないのが特徴です。
「こどもピーマン」なら食べることができる。
そういう子供の話がありますので、試してみるといいかもしれません。
料理の調理法で工夫するなら、多めの油分を使った料理がおすすめです。
苦味の原因である「クエルシトリン」は、油に溶けるからです。
ピーマン独特の苦みや匂いが気にならない、
濃い味のチンジャオロースや、ピーマンの肉詰めもいいかもしれません。
子供の野菜嫌いを工夫で乗り切る
子供の野菜嫌いが気になる。
子供に野菜を食べて欲しい。
その気持ちが先走ってしまい、
子供との関係が悪くなったり、野菜嫌いがトラウマになるのは避けたいところです。
野菜嫌いの工夫としては、
まず子供が好みそうな素材を用意する。
そして、野菜の苦味や酸味、匂いが野菜嫌いの大きな原因でもあります。
それらをあまり感じさせない味が濃いめの料理を作ってみましょう。
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まとめ
子供の野菜嫌いを乗り切る工夫について紹介しました。
小さな頃は嫌いだった野菜も、
成長するに従って
食べられるようになることもあります。
私は肉類が嫌いで、
小学生の時は、給食のとき泣きながらお肉を食べていました。
そんな私も今では、
焼肉、とんかつ大好き!
レバーもホルモンもOK
になりました。
子育てと同じで、気長に見守れるといいですね。